税務会計トピックス
2010年05月19日
引っ越し後に振替納税の再手続きを忘れずに
個人の申告所得税と消費税の確定申告には、振替納税という便利な方法があります。
振替納税の効果
本来、3月15日までに、申告だけでなく、納税もしなければならないのですが、1月後に自動的に銀行口座から引き落とされます。
すぐに摘要開始できるのも助かります。申告書と同時に提出すれば、その申告から振替納税を適用することができます。
引っ越しした場合
便利なのですが、見落としがちな落とし穴があります。それは、引っ越しをした場合です。引っ越しをして、納税地(住所)がかわり、税務署が変更になりますと、また手続をしなければなりません。
「所得税の確定申告の手引き」には、小さな字でちゃんと書いてあります。
【注意】転居等により申告書の提出先の税務署が変わった場合には、新たに振替納税の手続が必要となります。
「所得税の確定申告の手引き」振替納税の新規(変更)申込み
これを忘れると、延滞税の請求書が届いてしまいます。
- 長谷川 俊樹 -