出納帳は、現金出納帳だけではありません。現金、当座預金、普通預金、なんでも出納帳になります。

何種類の出納帳を用意すればいいのでしょうか?
会社によって違いますが、現金と預金を管理している数だけ必要になります。

現金の出納帳

まず、現金を管理している場所ごとに、現金に名前をつけます。例えば、
メインの現金を「現金」とします。
経費精算のためなら「小口現金」とします。
レジスターなら「レジ現金」でもいいでしょう。

各現金には、管理責任者を決めます。

この名前がそのまま出納帳になります。そして、それぞれの現金の管理責任者が出納帳を記入します。

「現金 出納帳」
「小口現金 出納帳」
「レジ現金 出納帳」

預金の出納帳

当座預金、普通預金、郵便振替、郵便貯金の出納帳を用意します。定期預金、定期積金、通知預金は、ほとんど動きがないので、出納帳がなくても大丈夫です。

複数の銀行に当座預金や普通預金の口座を持っている場合は、通帳口座の数だけ出納帳を用意します。

例えば、
「当座三菱東京 出納帳」
「普通三井住友 出納帳」
「普通みずほ 出納帳」
「普通りそな 出納帳」